カスハガを探してみたの巻

【カスハガ】
提唱者・みうらじゅん。「カス」な「絵葉書」を縮めて「カスハガ」。主に観光地で売られていたり、何かを記念して発売された絵葉書というのは数多く存在するが、その中でも特に「なぜこの状況(画)をハガキに?」と思え、こんなのを送られても困るしかつ貰っても嬉しくないような絵葉書のことをひっくるめてこう呼ぶ。(はてなブログより)

その昔、観光地のお土産として人気のあった絵はがき。通常10枚程度のセットで売られています。
その歴史は古く、明治33年に私製絵はがきの使用が認められるようになると、全国的に絵はがきブームが到来。
もちろん山中温泉の風景を切り取った絵はがきもお土産として人気がありました。
当時は、各旅館さんが館内施設の紹介を兼ねた絵はがきも人気があったようです。

時は流れて昭和50年頃の山中温泉では、絵はがきセットがボリュームアップし、
これまでの10枚程度から15枚程度に増やしたセットが売られるようになりました。

ちなみに山中温泉の定番の被写体はこちら↓
1.こおろぎ橋
2.黒谷橋
3.栢野の大杉
4.山中芸妓連
5.菊の湯
6.鶴仙渓
7.医王寺
8.桂清水
9.山中漆器
10.芭蕉堂
11.白山神社

つまり、15枚程度のセットにしようとすると、これまで絵はがきになっていない被写体が必要となってくるわけです。
以下の三枚は、「カスハガ」とは言えないまでも「ん?」って思った絵はがきです。
私の独断と偏見なので悪しからず・・・

↓我谷ダム
カスハガを探してみたの巻_a0041925_22225004.jpg
さすがに、こおろぎ橋や鶴仙渓と並ぶと…。せめて紅葉の時季だと良かったんですが…

↓県民の森
カスハガを探してみたの巻_a0041925_22543801.jpg
さすがにこの絵はがきを見て山中温泉だとは思わないでしょう。

↓加賀温泉駅
カスハガを探してみたの巻_a0041925_22224879.jpg
もはや山中温泉ではないし・・・枚数を稼ぐために入れました感満載。

以上、S50年頃の山中温泉の絵はがきでした。

by choraku | 2021-02-03 23:16 | 山中温泉

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