姥のふところってどこよの巻
2021年 05月 03日
この話の続きです↓
ゲゲゲの鬼太郎の著者 水木しげる先生の妖怪大図鑑にこおろぎ橋の妖怪が出ているって話を書きました。
で、その続きです。
『火取魔(ひとりま)』とは、こおろぎ橋の近くに姥の懐(うばのふところ)と呼ばれる場所があり、
夜にここを人が提灯を灯して通ると、提灯の火がまるで吸い取られるように細くなり、そこを通り過ぎるとまた元通り明るくなるという。
土地の住民からは、この現象は火取り魔という妖怪の仕業と呼ばれている。(Wikipediaより)
夜にここを人が提灯を灯して通ると、提灯の火がまるで吸い取られるように細くなり、そこを通り過ぎるとまた元通り明るくなるという。
土地の住民からは、この現象は火取り魔という妖怪の仕業と呼ばれている。(Wikipediaより)
こおろぎ橋の近くの姥の懐(うばのふところ)とは、いったいどこなのか気になりまして、ちょっとだけ調べてみました。
姥の懐、姥懐、姥ヶ懐と、似たような地名が全国各地にあるようで、それらの由来は、大きく分けて4つだそうです。
① このような地名の所には山姥や姥神に関わる伝説がある。(鏡味完二氏の説)
② 自然の風を防ぎ 南に面して日当たりが良く乳母の懐にいるような地形の所。(中山太郎氏の説)
③ 没落した武士の若殿と乳母が住んでいたという伝承を持つ地。(日本国語大辞典)
④ ウバは「崖」の意。崖に露出した陶土を産する場所の地名。(地名用語語源辞典 )
これをもとに、図書館にて加賀地方の民話や歴史などの書物をいろいろ探してみたのですが、
『姥の懐(うばのふところ)』に関する資料は見つからず・・・
そこで、山中温泉の歴史に詳しい芭蕉の館館長のH氏に聞いてみました。しかしわからず・・・
ただ、地名ではなく地形の名称ではないかという事で、4つの中の②ではないかと予想。
日本国語大辞典には、このように書かれています。
① (うばに抱かれているところの意から)
(イ) 安全な場所。
(ロ) 風のこない暖かい場所。とくに、南面の山ふところをなす地形で、日だまりの地をいう。
(イ) 安全な場所。
(ロ) 風のこない暖かい場所。とくに、南面の山ふところをなす地形で、日だまりの地をいう。
ここから先は、私の勝手な推測なんですが、こおろぎ橋を渡った先ではないかと思います。
by choraku
| 2021-05-03 23:08
| 山中温泉


