今日の山中節 一枚の絵を探してみた その5
2022年 08月 07日
この話の続きです↓
今日の山中節 一枚の絵を探してみた その1↓
今日の山中節 一枚の絵を探してみた その2↓
前回のブログでは、山中町史の口絵の『山中の湯』に書かれていた
『金沢市県立中央図書館』とは、今話題の『百万石ビブリオバウム』でしたってお話を書きました。
という事で、続きです。
「この絵画は山中節を語るうえで大変貴重なもの。いつか現物を山中温泉に飾りたいが、所在が全くわからない」
医王寺住職さんの一言から始まったこのプロジェクトに、快く賛同してくれたA谷議員さん。
日頃から山中節の振興に尽力しているだけあってフットワークが軽い。
さっそく、石川県立図書館『百万石ビブリオバウム』に照会をかけてくれました。
ただ、旧館から新館への引っ越しのタイミングだった為、
図書館サイドからは7月16日のオープン以降に調査しますとの返答を頂きました。
そして先日・・・
A谷議員さんは、あらためて『百万石ビブリオバウム』まで出向いて調査をしてきてくれました。
A谷さんありがとうございます。
で、調査結果は・・・
現物の絵画は所蔵していなくて、
私も持っている『文部省第八回 美術展覧会図録 日本画之部』(大正3年発刊)を所蔵しているという事でした。
ん~~確かに(展覧会図録)と書いてある・・・
↑ちなみに大正8年と書かれていますが、大正3年の間違いです。
続いて、A谷さんは次の一手を打ち、加賀市美術協会の長谷川理事長に相談。
長谷川先生からは、「県下の会員に照会して探してみる」と心強いお言葉を頂きました。
こちらの結果は、わかり次第報告します。
と、いう事で、今現在、↑この絵画の所在は全くわかっていません。
ただ、『山中の湯』を山中温泉に飾りたいプロジェクトは、少しづつ広がりを見せているのも確か。
もし、この絵画の事を知っている方がいましたら、ご連絡をいただけると嬉しいです。
とりあえず、この話は続く。(いつになるかわかりませんが・・・)
by choraku
| 2022-08-07 10:33
| 今日の山中節