この話の続きです↓
日本三大民謡のひとつにも数えられる山中節。これまでにも多くの演者により多くのレコードが残されています。
そこで、今回はレコードの顔というべきジャケットに注目をしてみました。
先般からEPレコードを整理していまして、備忘録の意味も兼ねてジャケットをご紹介、ご興味のある方はどうぞ。
前回は、能登の風景のジャケットを紹介しました。今回は山中節のジャケットで一番多い『こおろぎ橋』編をお送りします。
↓正調山中節・山中鉄砲獅子/加賀山昭
↓山中鉄砲獅子踊り/加戸佳子(1970)上記の2枚は、発売が同じ東芝レコード。なので同じ画像が使われています。ちなみに、こおろぎ橋が今の総檜造りになったのが昭和16年。以後、昭和44年(2代目)、平成2年(3代目)、令和元年(4代目)に架け替えられました。こちらのレコードの発売は昭和45年。昭和44年に架け替えられたばかりの綺麗なこおろぎ橋がジャケットに使用されました。
↓正調山中節/加戸佳子こちらも2代目こおろぎ橋が使われています。
↓正調山中節・こいこいおどり/三代目米八(1975)三代目米八さんが、初代から米八の襲名を許されたのが昭和50年。
それから矢継ぎ早に、ポリドールとビクターでレコーディングをしました。そして山中節を全国リリース。それだけ米八誕生の注目度が高かったんですね。こちらは、ポリドールから発売されたEPレコードです。ビクター盤は次回に。
↓山中節/杉山貞夫(1970)こちらも2代目こおろぎ橋の画像が使われていますが、このアングルは珍しいです。しかも積雪。↓山中節/川崎滝雄(1969)こちらは初代のこおろぎ橋です。↓先ほどのジャケットは見開きになってまして、右手には、明月楼さん、左にはこおろぎ楼さんが写っています。(だと思うんですが・・・違っていたらごめんなさい)以上、山中節EPレコード こおろぎ橋編でした。って事で、まだまだ続きます