台湾の大学生がアイスストリートのアクションプランを発表するの巻

今日、こんなイベントに行ってきました↓

台湾政治大学の大学生・大学院生9名が、7月末から一か月間、加賀市に滞在していまして、「加賀訳」というワークショップを通して勉強をしています。加賀市を舞台に温泉文化や、祭り、教育、移住など、大学生それぞれが市内を回って興味関心を見つけて、調べたり、地元民と触れ合ったりと、さまざまなフィールドワークを行いながら、最後に発表会にてアクションプランを発表します。その発表会というのが、このイベントだったんです。
会場は、山代温泉にある『おんせん図書館みかん』↓小さな私設図書館ですが、とっても面白いコンセプトの図書館です
9名の大学生それぞれが、教育や移住調査、日台関係など、課題と向き合って、一か月間の集大成として纏めたアクションプランを順番に発表していきました。その中の一人、台湾政治大学3年の周さんが、山中温泉アイスストリートに興味を示し、彼女が考えたアクションプランを発表してくれました。
↓アイスストリートの現状と課題、そしてこれからのプランを流暢な日本語でプレゼンする周さん
彼女のプランを要約すると、2024年の北陸新幹線延伸に伴って、もっと多くの人にアイスストリートの魅力を伝えたい
そこで、３つのプランを提案
①　外国語版パンフレットの作成
日本語がわからなくてもアイスストリートの事が楽しめる！

②　SNSキャンペーン
SNSにアイスストリートに関連した写真を投稿すると
割引きやグッズとの交換などの特典が得られる！

③　スペシャルメニュー
山中温泉のアイス×世界各国の伝統的なスイーツのコラボ⁉

特に、①について、現在、外国語によるアイスストリートの情報が少ない（鋭いご指摘）
そこで、①に関して、これまでのパンフレットを中国語に翻訳をして、インバウンドの外国人にもアイスストリートを楽しんでもらたい。台湾でもPRしたいと申し出てくれました。ホントにありがたいお話です。周さんありがとうございます。
と、いう事で、あと数日で台湾に帰られるそうで、一か月間の加賀市での体験が、今後の台湾でのご活躍に繋がればと願ってやみません。

↓こちらは2022年に同じく台湾政治大学の学生さんが作ってくれたショートムービーです

↓その時の様子はこちら